AGAって何?薄毛、ハゲと何が違うの?

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こんにちは。管理人です。

みなさんは「AGA」という言葉を知っていますか?薄毛に悩んでいる方なら一度は見たり、聞いたりしたことがあると思います。

髪が薄くなってきた状態として使われていますが、同じ意味で「ハゲ」「禿げ」「薄毛」など、他にも色々な呼び方があります。他のものと何か違いがあるのでしょうか?

私自身このような疑問を抱いて、調べてみましたので共有したいと思います。

結論から言うと、だいたい同じです。

ハゲとか薄毛は広い意味で、その中にAGAが含まれるといったイメージです。それでは詳しく解説します。

AGAとは

AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略称で「男性型脱毛症」という意味になります。

成人男性の髪が薄くなっている状態のことで、おでこの生え際、頭頂部の髪が薄くなることを言います。どちらか一方、または両方とも薄くなることもあります。

このように、AGAは男性の薄毛に限定した呼び方になります。女性の薄毛に関しては、FAGAやFPHLと呼ばれたりします。

単純なハゲ、薄毛との違い

AGAには、次の章で解説するように原因があります。単純なハゲ、薄毛には、例えば外的要因でハゲてしまった場合なども含まれますが、AGAには含まれません。

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、私の中ではこれらの言葉の違いは、原因の違いだ、という結論に至りました。

AGA:男性型脱毛症の原因

続いて、AGAの原因についてです。

一般的にAGAは、男性ホルモンの影響、遺伝により発症すると言われています。少し詳しく書きます。

DHT:ジヒドロテストステロン

AGAで薄毛になった部分には、DHT:ジヒドロテストステロンという男性ホルモンが多く存在しています。

このDHTは、成長期の男性器の発達に関わるホルモンで、大人になっても日々分泌されています。そして、このDHTによって発毛サイクルが乱れてしまい、薄毛の原因となる訳です。

さらに、このDHTは皮脂の過剰分泌を促す為、抜け毛の原因になることも判明しているそうです。

酵素:5αリダクターゼ

前述したDHTは、テストステロンという男性ホルモンが変化して生成されます。この変化を引き起こす酵素が5αリダクターゼという酵素です。

5αリダクターゼの働きが強ければ強い程、DHTがたくさん生成され、その分AGAが発症しやすい、進行しやすい、ということになります。

そして、5αリダクターゼの強さは遺伝する可能性が高いと言われています。両親どちらからでも遺伝する可能性があるそうです。

ちなみに、これらの遺伝によるAGAが発症しやすいかどうかは、遺伝子検査で調べる事ができるそうです。

ホルモン、酵素、難しいですね。

AGAの治療方法

ここまでで説明した通り、ざっくり言うと

AGAは、男性の髪の毛が薄くなる症状のことで、男性ホルモンが影響している

といった感じでしょうか。

では、どうすればAGAを改善できるのでしょうか。治療方法はいくつかあります。

AGA治療:内服薬

一つ目は内服薬です。

内服薬にも2種類あって、薄毛の進行具合によって、どちらか一方、または両方を服用します。

薄毛の進行を抑制する

薄毛の進行を抑制する内服薬は、デュタステリド、フィナステリドの2種類あります。

これらの薬は、原因の章で説明した、DHTの元となる5αリダクターゼの働きを阻害する効果があります。これにより、DHTの生成が抑えられ、薄毛も抑制されます。

発毛を促進する

発毛を促進する内服薬には、ミノキシジルがあります。

ミノキシジルは、元々高血圧患者向けの降圧剤として開発されたそうです。しかし、後々の研究で、発毛を促進する効果があることが発見されました。

ミノキシジルは、髪の毛を成長させる役割を持つ毛母細胞を増殖させます。毛母細胞が細胞分裂することで、髪の毛を太く、強く成長させます。

また、細胞はより良い細胞に生まれ変わる為に、自ら死滅する仕組みを持ちますが、ミノキシジルは、これを抑制する効果も持ちます。これにより、発毛サイクルの成長期(髪が伸びる期間)を延ばすことができるのです。

AGA治療:外用薬

二つ目は外用薬です。

外用薬には、先程も登場したミノキシジルがあります。

効果は先ほどと同様ですので割愛しますが、内服薬との違いは、有効成分が皮膚から直接浸透していくという点です。

AGA治療:その他

その他の治療方法としては、以下のようなものがあります。

  • 自毛植毛:薄毛が進行していない部分から自分の健康な髪の毛を頭皮ごと植毛する方法
  • メソセラピー:発毛の効果がある有効成分を注射で直接体内に取り入れる方法
  • HARG療法:メソセラピーの一種。有効成分ではなく、髪の毛の成長因子を注射する方法

これらの方法は外科手術や医療行為ですので、簡単に、とはいかない方法です。

AGAを治療するなら内服薬、外用薬が断然オススメ

AGA治療方法について説明しましたが、オススメは内服薬、外用薬です。

理由は、単純で手軽に行えるからです。薬を飲む、塗るという行為は、毎日の生活の中に組み込みやすいです。

私はどちらも経験があります。内服薬に関しては、現時点で約5ヶ月間毎日続けられています。

もし、AGAの治療方法でお悩みの方がいれば、迷わず内服薬、外用薬を選択してほしいと思います。

AGAまとめ

今回はAGAとは何か、原因や治療方法を紹介しました。AGAでお悩みの方の参考になれば幸いです。

最後までご覧頂きありがとうございました。

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